2009年7月14日火曜日

Azymuthの夏 日本の夏

一度住んでみたくて京都に住んでましたが、夏は蒸し暑くて、冬は底冷え、景色も山ばかり、古い人はどこに住んでるかで人を判断して、クラブは2時を過ぎると途端に人がいなくなり... いや、いい所でしたけど、なぜか京都に住んでる時はエレクトロニカのような電子音楽か、Black Jazzのようなものしか聞かなくなったもんです。四角い閉じた部屋という単位を意識させる街なんです、京都って。だからクラブとかよりもせまいバーとかの方が馴染むし、音楽も解放されて踊るというよりは座って話ししながら聞く方が多いかも。

かつてアメリカに買い付けに行っていた頃、初めてロスに行って、空港でレンタカー、それも大きめのアメ車を借りて、片道6車線のハイウエイに出て大音量のラジオからDr Dreが流れてきた瞬間にそれまであまり興味の無かった西海岸ラップを一瞬にして理解出来たもんです。この街で、このスピードで生きていたらこの音になるわ、と。それ以降、環境が音楽を作ると確信しました。だから日本にいてやっぱり東だの、西しか認めないだの、サウスやアトランタがどうのとか言っても意味が無いし、ましてやそこのトラックを真似したってしょうがない。サウスがダサく聞こえてもそこに住んでたら、そういう音が必要と思うんだから。

そんなもんなんだよ、音楽って。

だから自分の住んでる場所と自分の周りにいる人のための音を出せばいいのだ。

ついでに、ちょっと東京の音ってなんだろうと考えてみた訳ですが、意外にZeebraの音楽が浮かびました。あのきらびやかな感じ、いろいろな物が有って常に消費をうながされる感じ、****決めて夜の街をうろついた時の光のにじんだ感じ、でも一歩裏に行くと怖そうな感じ、そしてちょっと油断していると振り落とされそうな東京のスピード感がまさにZeebraの音楽を聞いた時に感じるものといっしょ。そして、東京って楽しいんだろうなぁと思う気持ちとあぁもう結構ですというLOVE&HATEの比率がZeebraの音楽に対してのものとほぼ一緒!これは新鮮な驚き。

で、本題。

京都から某所の海のそばの高台に有る家に引っ越してきました。窓の外がいきなり島、浜、船、橋、月、星になってみたら突然Azymuthの音楽が気持ちよくてしょうがなくなりました。そしてそこに理由なんてない!