2009年5月13日水曜日

ウェブはバカと暇人のもの

出版大手 ブックオフ株取得へ
http://www.nhk.or.jp/news/t10015933191000.html

普通に考えたら「出版社も中古市場も取り込まなければならない程切迫してるのね。」という感想で済む話なのだろうけど、なんか不穏なものを感じるのは自分だけでしょうか?いきなり30%取得ってねぇ、経営に口出しする気まんまんな数字だよね。これが5年後に思い返したら、「新刊から3か月以内は、古本(中古)の販売は禁止」や「古本(中古)の販売も著作権の二次的使用なので著作料を支払うこと」などの布石だったなんてことになったりしてね。あぁ怖。

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書) (新書)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334035027/

すいません、まだ読んでません。発注はしました。で、なんで読んでないのに書いているかというと、このタイトルは流行る、というか浸透すると思ったので。

数日前のエントリーに書きましたが、7年前まで、まだブログが一般に浸透する前にネットで日記を書いていて、7年後にネット社会に復活した人間としては、今のブログ全盛(?)のネット界には違和感を感じております。これだけブログでいろんな人たちが自分を世界に向けて発信しているはずなのに、差しさわりのないことしか見つけることが出来ないんです。

例えば、スチャダラパーの新譜「11」は出てからしばらく経っていますが、いまだに聞けていないので先に買った人たちがどんな感想を持っているのか知りたくて検索してみたのですが、なるほどと思ったのは本当にひとつかふたつで、あとは「「今夜はブギーバック」が今でも好きなスチャダラの新しいの買いました。よかったです。初回盤はDVD付きでしたよ!」くらいしか内容が無いでやんの。そんなもん書く意味有るのか?

あ、言いすぎました。

昔(と言っても10年ほど前)はみんなが学級新聞を持ち寄ったような、個人で作ったホームページがたくさん有って、どれも内容が偏っていて面白かったのですが、いつの間にかそんなものは無くなって、無難なブログしか見なくなりました。自分の書いたものが人に監視されているという気持ちが強いのか、「ブログ炎上」が怖いのか、学級新聞だったものがホームルームになってしまった感じ。

「先生。●●くんは▲▲さんのことをいじめていていけないと思います」と突然、自分がホームルームで議題になってしまう恐怖。

「僕もそう思います」
「私も●●くんが▲▲さんのことをいじめているのを見ました」とクラス中につるし上げられてしまったら、明日からどんな顔で学校に行けばいいのかって感じなのでしょうか?

そうやって「何か」、もっとはっきり言うと「正義」というものに委縮したままみんながブログをエントリーしていけばどうなるのかと言えば、膨大な文章が有って暇つぶしになるけど、ほとんどの文章がただそこに有るだけでしかないという空虚な空間が出来あがるのではないかと。

正直どうでもいいけど、ネット社会の空虚さが、実社会にも染み出して、知らない人とコミュニケーションを取るということがどんどん怖くて、空虚なものになっていったら、それは本当に嫌だ。あぁ怖。