2009年5月6日水曜日

外道”香り”



2009年5月に何人が外道について語っているのか?

ちょっと調べてみたけどあまりいなかったかも。

という自分も学生時代はパンク~ハードコア~インディーズ直撃世代ですので血気盛んな時期に聞くこともなく、その後もなんとなく聞き逃し30歳を過ぎてからやっと聞くようになったんです。

もちろん原爆オナニーズのカヴァーの方は知っていましたよ。もちろん。


ちなみにCAROLもいい大人になってからしか聞いてません。

よくいるのが、この辺のバンド、あとアナーキーを入れてもいいけど、を語る時にヤンキーとか暴走族とかに人気の有ったバンドだよね、と言っただけで全部を語ってる気になっている人たち。

しかしながら2009年、自分がipodなぞで適当にシャッフルしてるとイントロから「わ、これなんだっけ?」と引き込まれて、ちゃんと「ドライブ」してる音をしてて純粋にかっこいいわと思うのはたいていそういうバンドだったりします。

「ロックについて知ってるバンドは多いけど、奴らはロールを知らねぇ」はキースさんの言葉ですが、そういう意味ではちゃんとロールをしていたバンドが日本ではヤンキーの文化の一部としか語られず、裸のラリーズやフリッパーズギターについてはあれこれ饒舌に語られたりしているのはやはり差別なのではないでしょうか?

で、突然ですがBORIS。

この曲、"Statement"は2008年の俺の年間ベストワンなんです。BORISというのはたぶんMelvinsの同名曲からバンド名を取っているのだろうし、メルツバウとかと共演したり、1曲が1時間以上あるようなドローンな曲をやったりとかしているバンドなのです。ま、ある意味外道とかとは対極にいるバンドで。この曲もたぶんKyussとかストーナー・ロックと言われているバンドを意識して作られているのだと思うのですが、たぶんどっかで配合を間違えてしまったのか、バンドの意思とは関係なく、ものすごく「日本のやさぐれたロック」になっているのがすっごくいいんです。そういう風に知り合いとかにオススメするのですが、ほめていると思われないのかあまり通じませんけどね。

ということで、思い入れたっぷりに語られる音よりも、思い入れ込みで語ることを拒否された音楽の方が魅力的に感じる、そんな2009年春でした。